午前中は数学科.今日は(今日も?)殺伐とした評価が非常に多かった.つらいのだが,道具は使えないとしょうがない.私も食わず嫌いをしないように気をつける.

 

午後は輪講.楽しくわいわいするが,反射的に燃やそうとしていたらしく,教官に若干怖がられ*1,学科民に止められる.逆写像の連続性に対する言及がないのは「押すなよ!押すなよ!」と同じタイプの何かを感じ取ってしまうので,ついやってしまっただけ.悪気はないので許して欲しい.

輪講の担当分も決まりそう.今のところは被覆空間の用語定義の部分と,単連結空間をやることになりそうだが,幾何数理工学とは単連結空間の定義が違うので,その部分についてどのように言及したものかと悩んでいる.

 

細かいステートメントを全部けろっと忘却したのだが,「被覆空間の分類定理」と呼ばれているものがある.ある位相空間の被覆空間(になり得る位相空間候補についての情報)は,全てその位相空間の基本群のことばで記述できる,ということを主張するものだ.特に基本群が自明な場合,そしてその時に限り,被覆空間が自明になる.そのことについては言及があったほうが親切だと思う.

さて,その分類定理や,被覆空間の理論をどれくらいちゃんとやるかが問題である.私個人の復習も兼ねて,被覆ホモトピー性質くらいはやっておこうかなぁ.

 

夜は統計のレポートを片付け,演習のレポートも手を付ける.統計はついに私以外が履修しなくなった*2ので,ますます必死こいて片付けないといけない.

*1:数学科みたいだ,と言われる始末だった.「午前中数学科にいたので,半分くらい合ってますよ」と言っても良かったのだが,流石に止めた.

*2:単にタームが変わっただけ.私の卒業単位が微妙に少ないことは,諸兄諸姉の広く知るところだと思う.