朝はあさぜみ.科学コミュニケーションが失敗する様子と,人間が壊れていく様子を観察した.大腸菌がどこに行ったかは忘れた.

 

昼の授業前に神保町まで散歩に出かける*1.穴場っぽい休憩所を見つけて嬉しい.が,数学書があまりないので,自分で調達しよう.

 

午後はリアプノフ理論についての演習.「楽しいですか?」「楽しくなくても進みますけどね」「定義定理証明を繰り返されても心の強い皆さんだったら耐えられますよね」ナドナド,煽られているのか煽られていないのかよくわからない.

正直な所,定義定理証明を繰り返されるかどうかと,辛くなるかどうかは関係がない.淡白な授業でもわかれば楽しいし,教員が熱意を持っていても説明がピンぼけしていたらつらい.ブルバキ・スタイルはしょっちゅう槍玉に上がるが,理解を阻害する原因になりやすい「と思われている」からだと思う*2*3

レポートはどうやらつらいらしい.

 

 院試説明会は本質情報を出してくれ.去年聞いた話をもう一度聞かされても困る.

 

その後労働して帰宅して早寝した*4

*1:ここでセミナーの予習をしておくべきだったかもしれない.

*2:実際にはそんなことはないと思う.勿論過度な抽象化や公理化は初学者殺しだが,ある程度慣れてきた人間や慣れるべき人間,そして数学を「使う」べき人間への教育に,一定程度ブルバキ流を適用するのは避けて通れない道だと思う.抽象論はわかりたくありませんとか言うのは,具体例への適用を諦めます,要するに数学を使いませんというのと殆ど同じなのではないか.…という意見は私の中である程度長い期間一貫していると思う.

*3:誤解されるのも嫌なので書き足すが,別に「抽象論をわかりたくないのは良くない」という話ではなくて,使わないなら使わない道で生きれば良いだろ,という話だ.それ以上でも,それ以下でもない.

*4:と書いているが,これでも少し睡眠が足りていなくて,今週はずっと頭が痛い.